麻雀におけるテル読み(癖読み・くせよみ)は?

さてさて。
麻雀においてのテルを考えてみましょう。
テルとは何か?
まずは説明したいと思います。

テルとは何なのか?

ポーカーゲームで、相手の挙動から、相手の手札を判断することを「テル(tell)」と言います。
具体的には、自分のハンドが強い時には目線が上に行くとか。
直ぐにレイズしたら、ブラフをしているとか。
などです。

だからポーカーでは、考える秒数を常に一定秒数にするポーカープロがいます。

それを麻雀に置き換えてみました。
麻雀におけるテルとは
〇 「相手が現在、テンパイしているかどうか?」
〇 「(テンパイしているとして)相手の待ちが良いのかどうか?」
この2点です。

リーチ宣言した時に、相手の待ちが良いのかどうか?

「リーチ!」と宣言した時のテル読みをしたいと思います。

リーチまでに時間があった場合

相手の順番で、手牌を並べ替えたりして、少し長考して「リーチ!」と宣言した場合。
この場合に言えることは。
相手はシンプルな両面待ちなどでは無いと言うことです。
捨て牌に絡んでいたりします。
何故なら、シンプルな両面待ちなどでは、リーチをする際に
考える必要がないからです。(※もちろん、リーチをするかどうかを思考する場合はあります)

相手がテンパイしているかどうか? の癖・テル読み

相手がテンパイしているかどうか?
それはどうやったら分かるのでしょうか?
これはまず、中チャンパイ(4とか5とか6など)
がツモの後に、手出しで切られ始めたら要注意です。
その後、手出しが3回続いたら、ダマテンしてるのはほぼ確定です。
では、相手のテンパイ後の癖は何があるでしょうか?

その1 悔しいフリをするテンパイテル・癖

河の2段目以降(7枚目以後)にて、ツモの際に悔しそうな発言を小声でする。
「あー、そうか」
など、河にはミスの形跡が見えるものの、口に出して悔しがっている場合。
これは「悔しいフリをしている(本当なら上がってはいるが、今の手牌も十分高い)」
可能性があります。
2段目以降にて、相手が変に悔しがってる素振りを見せたら。
要注意しましょう。

その2 なぜか麻雀中に上を見るテンパイテル・癖

河の2段目以降(7枚目以後)で、なぜかタバコをふかして、上を向く人がいます。
これは中級者以降の人に多いのですが
「余裕を見せる行為」をするテルです。
この手に放銃すると、確実に満貫以上あります。
例えば、フリー麻雀4打ちにて。
1局対局が終わって、メンツが変わらないで2局目をした場合。
その2局目の南1局などで、ある程度相手の打ち方が定まって来た後に。
余裕を見せて、上がるなどのテルがあります。
気をつけてください。

リーチ発生時における癖・テル

リーチ発生の声の出し方でのテルもあります。
力強いリーチ発生
「リーチ!!」
これは2パターンあります。
(1)対抗で、来れるものなら掛かって来きてみろ。好打点をツモってやる!!
勝つ気満々。自信満々。
このような意気込みがある場合です。

(2)待ちが良くない。でも、引っ掛け待ちなど迷彩が効いてる待ちになっている。
わざと虚勢をぶつけている。
相手が怯んで、放銃することを狙っている。
自分の迷彩に酔って、リーチ発言を力強くしている。
と言う場合があります。

相手が長考して「すいません」や「うーん・・・」などの言葉を使った際の麻雀テル

「すいません」「うーん・・・」などといった長考を示す言葉を使った場合。
この場合のテル要素を拾いましょう。

関連牌を手牌に持っている場合

「すいません」
と言った後に、手から8ピンが出た場合。
この関連牌を手牌に持っています。
7ピンや9ピンを必ず持っていることになります。

全く関係のない牌が捨てられる面前清一色系の場合

相手の手牌は面前の清一色で、全く関係の無い牌を安全パイとして持っていて最後に捨てた場合です。
例えば
「すいません」と長考した後に1萬を捨てる。
既に河には2萬や5萬なども捨てられている。他3人の安全パイに「1萬」がなっている場合。
これはソウズやピンズの、ホンイツや清一色が考えられます。

麻雀テルのまとめ

人間には人それぞれの癖があります。
対戦中に模索して行きましょう。

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Posted by okashiya